Art & Design

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ボイマンス=ファン・
ベーニンゲン美術館

ミュージアムパーク内
オブジェ(Rotterdam)

レンブラントの家

郵便用ダンボール


オランダの代表的な美術館

●ハーグ市立美術館 Haags Gemeentemuseum
在ハーグ。モンドリアンの世界最大のコレクションをはじめエッシャー、クレー、モネ、ピカソ、ブラック、カンディンスキー、シーレ、ロダン、ドガなどの作品を収蔵。オランダにおける音楽関係の資料館の中でも最も豊富な楽器コレクション。建物も有名。<所蔵作品>モンドリアン「樹」のシリーズ、「黄色い線のコンポジション」etc。

●マウリッツハイス美術館 Mauritshuis Museum

在ハーグ。1633年に古典主義建築として建設。1704年火災にあった後、大使公邸、兵学校、ワイン貯蔵庫、監獄と様々な目的に使用された後、王立図書館、1822年に王立美術館が設立された。<所蔵作品>フェルメール「真珠の耳飾りの少女」/ボルヒュ「シラミ捕り」/レンブラント「トゥルプ博士の解剖学講義」etc。

●国立美術館 Rijksmuseum

在アムステルダム。1885年カイペルス設計のシンメトリーで堂々とした正面のレンガ造りの建物。中世から19世紀までのオランダの芸術、文化の発展を概観できる。< 所蔵作品>レンブラント「夜警」/フェルメール「牛乳を注ぐ女」/作者不詳「聖エリザベトの大洪水」/ハルス「婚礼肖像画」etc。

●ファン・ゴッホ美術館 Rijksmuseum Vincent Van Gogh

在アムステルダム。ゴッホの油彩画約200点、素描500点、兄テオ宛の手紙約850通、またゴッホの友人や同時代の画家達のコレクションなどを収蔵。< 所蔵作品>「ひまわり」「アルルの寝室」「馬鈴薯を食べる人たち」「英泉写し・雲龍打ち掛けの花魁」etc。

●市立美術館 Stedelijk Museum
在アムステルダム。1895年ワイスマン設計のネオ・ルネサンス様式の建物。ピカソ、マティス、モンドリアン、セザンヌ、モネなどの作品。1850年以降の彫刻や絵画を収蔵。< 所蔵作品>モンドリアン「赤・黒・青・黄・灰色のコンポジション」/リートフェルト「赤と青の椅子」/マレーヴィッチ「モスクワのイギリス」/ブラック「キュビズムの静物画」etc。

●ボイマンス=ファン・ベーニンゲン美術館 Boymans van Beuningen Museum

在ロッテルダム。1847年にボイスマンのコレクションを基に開館。1958年以来ファン・ベーニンゲンのコレクションが加わる。中世絵画からモダンアートまで幅広いジャンルを収蔵。<所蔵作品>ブリューゲル「バベルの塔」/C.J.コンスタン「母と子」/レンブラント「机に向かうティトゥス」/デューラー「両足の習作」etc。

●コブラ・ミュージアム Cobra Museum

在アムステルダム。コブラ派の作品を集めたモダンアート美術館。コブラ派は 1948年にパリで、アペル、ドートルモント、コンスタン、ペデルセン、コルネイユ、アレシンスキーらの画家達が結成したグループ。「Cobra」は彼らの出身地であるCo=コペンハーゲン、br=ブリュッセル、a=アムステルダムからとったもの。近代絵画の系譜という束縛から解放することを求め、従来の枠にとらわれない描き方や技法や画材を用いた作品群は「アンフォルメル」とも呼ばれた。

●レンブラントの家 Rembranthuis

在アムステルダム。レンブラントが13000ギルダーで購入し妻Saskiaサスキア(1612-1642)と1639年から20年間過ごした家。1606年に建てられたもので、1906年にレンブラントの家財団によって買い取られ博物館として公開されている。250点ものエッチングなどを常設展示。

 

オランダのグラフィックデザイン

オランダには優れたグラフィックデザインが多い。これはまずオランダの近代建築の推移、それを受けてデ・スティルなどの抽象的絵画に見られる芸術運動や流れにより独自に発達、展開した美的感覚及びにテクニックだと考えられる。

・オランダのグラフィックデザイナー/タイポグラファー選抜
Anthon Beeke, Arno Bauman, Arlette Brouwers, Edvard Mlinar, Gert Dumbar, Gijs Dragt, Haico Beukers, Henrik Barends, Irma Boom, Kees Wagenaars, Koeweiden/Postma, Melle Hammer, Max Kisman, Rudy Vanderlands, Wim Verboven, Wim Westerveld